和解に代わる決定と訴訟取り下げ

こんにちは、大阪京橋の司法書士小林一行です。

今週はゴールデンウイークだったので、あっという間に週末になりましたね。

最近、過払いの訴訟で何件か連続で和解をしたのですが、一般的にその方法としては、裁判外和解+訴訟の取り下げと、和解に代わる決定の2パターンがあります。

訴訟を取り下げると債務名義がとれないので、当事務所でも原則は和解に代わる決定で終了させます。

ただし、同決定は原告代理人が裁判所に出頭しなければならないというデメリットがあります。大阪簡易裁判所なら近いのですが、他府県の裁判所だとこの時間が結構痛い。

もっとも、多くの裁判所が被告とまとまった和解案を上申書として提出すれば出頭を免除して、決定をだすという運用をしてくれています。

しかし、たまにその方法をとってくれない裁判官もいます。僕も出席しなくてもいいのが当たり前の運用と思っていたので、上申書だけ提出して口頭弁論期日を欠席したら実は決定がでずに裁判を休止にされてしまったという経験があります。

この時裁判官に他の裁判所と運用が全然違うと食い下がったのですが、だめでしたね。結局、裁判外の和解で入金+訴えの取り下げで対応しました。

業者と話がまとまっても実は意外と判断に悩むのがこの和解の方法です。

それでは皆様よい週末をお過ごしください!

香川県高山市

こんにちは、大阪京橋の司法書士小林一行です。いよいよ、今日からGW本番ですね。だいぶあいてしまいましたが、岡山四国旅行の続きです。

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倉敷美観地区を後にして、一路四国へと向かいました。途中瀬戸大橋を渡ったのですが、天気が良かったこともあいまって、青い絶景の海を見る事ができました。

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うどんの国高松に着きました。着いたのが、夕方すぎだったので、うどんを食べたい気持ちをぐっとこらえてこの日は温泉に行くことにしました。

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旅行先のオススメは素人ではわからないので地元の人に聞くのが一番です。ちょうど高松駅の近くに案内所がありましたので、オススメの温泉を尋ねたところ、仏生山の温泉がいいという事でさっそく行ってみることにしました。

高松には「ことでん」という電車があるのですが、それで行くとすぐでした。しかも仏生山温泉とタイアップしているようで、入浴料プラス高松からの往復の電車賃全部コミコミで1000円というお得プランも教えていただきました。このプランで行くと、さらに写真のタオルとうちわもついてきます。うちわは、切符がわりでこれを提示して改札を通過するというなんとも風流なおもてなしを受けました^^

IMG_0589 IMG_0590ことでんに乗りいざ仏生山温泉へ!

IMG_0593 IMG_0592仏生山駅に着きまして、歩くこと12分ほど仏生山温泉に到着です。温泉とは思えないスタイリッシュな入口でびっくりしました。お湯はヌルヌルで僕の好きな温泉です。関節痛や神経痛にいいみたいですよ。高松に来られた際はぜひオススメの温泉です。

仏生山温泉のホームページ

夜になったので、ごはんを食べに行くことにしました。高松はなんといってもうどんが有名なのですが、それは次の日にとっておこうと思っていたので、もうひとつの隠れ名物、骨付きどりを食べに行くことにしました。

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お店は、琴電瓦町駅から徒歩10分ほどの一鶴さんです。

おやどりとひなどりがあるのですが、柔らかいお肉はひなどりだそうです。しかしせっかく骨付きどりを食べにきたので、ここは歯ごたえ十分のがっつし系、おやどりを注文する事にしました。

さっそく骨付き鶏の骨を持ってがぶりつきます。原始人のようになった気分です。しかも思った以上の歯ごたえ。口に入った肉を噛み切ってもしゃもしゃ食べるような感じです。さらに塩味がよくきいていてとてもスパイシー。普段は生中なのですが、今日はビール大にしておいて正解でした。ビールがすすむすすむ。肉をかみ切りつつ、ビールをぐびぐび、至福のひと時でした。クセになるおいしさですので、高松に来られた際はぜひオススメですよ!

夜も遅くなったので、予約していたドーミーインへ。前もブログで書いたような気がしますが、僕は旅行先にドーミーインがあれば、必ずこちらへ泊ります。スタッフの方もみなさんとても丁寧な接客をしてくださり、お気に入りのホテルなんです。温泉もついていますしね!

IMG_0595 ドーミーインの売りのもう一つがこれです。そう夜泣きそば。夜にサービスで出してくれる夜食のそばです。飲んだ後の麺は至福最高です。こういう細やかなサービスが行き届いているところが、ドーミインの好きなところです。

次回はいよいようどん巡りの旅スタートです!それでは皆様よいゴールデンウイークをお過ごしください。

エクセルの勉強

DSC_0119おはようございます。大阪京橋の司法書士小林一行です。

いよいよゴールデンウイークに突入しましたね!

当事務所も暦通りのお休みをいただいているのですが、せっかくの大型連休ですので、この機会にエクセルの勉強をしようと思っています。

実は仕事でよく使うエクセルなのですが、しっかり腰を据えて勉強したことがなかったのです。。

債務整理はお金を預かって、代わりに業者へ返済したりと、和解契約後も依頼者の方とおつきあいが続く事が多いです。

仕事に復帰してから、1年半がたつのですが、代行弁済を任せていただく業者への返済額も増えてきまして、そろそろ手入力に限界が生じています。そのためエクセルの関数を使って効率のいい入出金管理ができないか模索している毎日でした。

そんなとき本屋さんで写真の本を見つけて、立ち読みしたところ、とてもわかりやすく書かれており、この本で基礎からエクセルを勉強をすることにしました。

例えば、日付を入力すると「41640」とかわけのわからない数字が出てくることがありますが、あれは1900年1月1日を「1」とした場合の何日たっているかというシリアル値というものだそうです。いつも疑問に思っていたのでプチ感動でした。

ゴールデンウイークが終わるころには、エクセルの達人になってるよう頑張らねばです!

奨学金と収入認定

今日、子供の奨学金を理由に親の生活保護費が減額されたというのがニュースになっていました。

この市の決定はかなり問題があると言わざるをえません。

たしかに、収入があればその分生活保護費が減額されるのはわかります。

しかし、奨学金はそもそも収入ではありません。借りたお金ですので返す必要があります。もちろん利息をつけて。また、遊ぶお金を借りているわけではありません。学業を身につけるという正当な理由のために借りているのです。このお金は当然授業料等にあてられるので、生活費は苦しいままです。

生活保護の大原則は、収入を得る事ができない人のために最低限の生活を保障することです。そうであるならばその収入とは当然返す必要のないお金のことです。簿記を語るまでもなく、現金が入っても、同額の借入金が増えるので、純資産はなんら増加しません。このような性質のものを収入として認定するのは、生活保護の趣旨からいってもおかしいです。

本件では受給者の方が市を相手に処分の取り消しを求めて提訴したようですが、裁判所はぜひ生活保護の現状をくみ取った良識ある判決をしていただきたいと思います。

奈良地方簡易裁判所

IMG_0619こんにちは、大阪京橋の司法書士小林一行です。

今日は本当に暖かいというかちょっと暑いくらいの一日になりましたね。

過払いの訴訟で奈良に行ってたのですが、とてもいい天気で裁判のあとにそのまま奈良散策をしたい気分でした。

奈良の裁判所ですが、近鉄奈良駅から約3分くらいでつきます。一瞬外国に来たかのようなとても景観の素晴らしい裁判所です。思わず写メをとらせてもらいました。