このお盆休みを利用して、豊富温泉に皮膚の湯治で行ってきました。
もう今回で3回目になるので、だいぶ湯治の要領もつかめてきました。乾癬やアトピー(僕は乾癬ですが)で豊富にいかれる方はぜひ参考にしていただければと思う注意点をまとめてみました。
◯ふれあいセンター
豊富温泉についたら、さっそく温泉に入ります。旅館の方にも温泉はありますが、やはり豊富温泉名物、ふれあいセンターに行ってください。宿泊施設はありませんが、湯治用に長時間はいれる、ぬるめの温泉があります。
湯治に来るとどうしても、ずっと温泉につかることが目的なので運動不足になります。そういう時はたまに外にでて散歩してください。僕は最初ふれあいセンターは外出不可と思って、ずっと施設の中をうろうろしていました。しかし外出用のチケットをもらうことで一日の間でしたら自由に出入りできるという事を今回の湯治で初めて知りました(笑)
外は大自然ですのでいくらでもジョギングとかできます。
湯治ですが、ふれあいセンターは8時半から営業開始です。そしてこの時間に行くことをお勧めします。なぜなら朝の8時半から9時半くらいまでは湧き出る油の量が多いからです。いや多いというレベルではなく、そもそもその時間帯は違う温泉の様相を呈しています。温泉がまっ黒です。入ると油でドロドロになります。しかしそれが皮膚病にとても効くのです。
注意点ですが、その時間帯の温泉はあまりにも油の量が多いため、でるときに油をしっかりとらないと皮膚がかゆくなります。僕の場合は次の日に首回りと肘回りがかゆくなったので、2日目からはそこだけしっかり石鹸で洗い流してから出るようにしていました。
しかし、全部石鹸で洗い流すと、そもそも油の温泉につかって皮膚に油をなじませるという事ができず、温泉につかった意味がないという問題もあります。このへんは判断の難しいところです。
僕は石鹸で一通り洗ってから、患部については再度油を塗るようにしてでるようにしてました。この辺りは好みのわかれるところです。あと顔に乾癬がある方もこの朝の時間帯はさすがに顔面を温泉につけない方がいいと思います。強烈な油なのであとで目が痛くなります。
10時くらいからは油の量がぐんと減りますので、顔をつけたり、そんなにきっちり石鹸で洗い流さなかったりしても、痛くなったりかゆくなったりするという問題はありません。むしろ湯治できているので、でるときあまり油を洗い流さない方がいいように思います。
早朝の期間と10時以降は完全に湯治のやり方をわけた方がいいでしょう。
それと大阪では信じられませんが、お盆があけたくらいから朝晩はぐっと寒くなりますので、長袖は持って行ってください。
あと、正直ひげそり用のシェイビングクリームはいりません。なぜなら温泉の油をぬってひげそれば、肌を切ることもないからです。
〇愉快宿で油をゲット
豊富温泉は遠いので、そんなにしょっちゅう行けるわけではありません。湯治中は皮膚の調子がよくても地元に戻るとまた乾癬が再発するという事もあります。
そのため、豊富温泉に行かれた際はぜひ、温泉の油を購入しておくことをお勧めいたします。これはネットとかでも出回ってないので、現地でしか購入できません。
ふれあいセンターのすぐ近くに愉快宿という簡易宿があるのですが、そちらで購入できます。一人2本までのようです。
一本600円でした。まだ温泉に行ってきたばかりなので使ってないのですが、乾癬のリバウンドがでてきたら使ってみようと思います。使用結果はこのブログでご報告しますね。
愉快宿さんのホームページです
〇豊富温泉までどうやって行くか
これも結構悩みます。とにかく遠い。飛行機の場合は稚内空港からが一番近いです。とはいってもそこからバス→電車→バスと乗り継いでいく必要があります。しかも豊富駅から温泉までのバスは時間帯によっては3時間に一本くらいしかないときもあります。
そのため、免許をお持ちの方はレンタカーを借りるのが便利です。豊富温泉用のレンタカーというのがありまして、稚内空港から乗って豊富温泉で乗り捨てることができます。片道4900円です。電車バスですと半日仕事になりますが、車ですと1時間くらいで温泉まで行けます。
ちょいのりレンタカー
◯ネット通信
とにかく何もないところなので、スマホやタブレットでのネットの使い過ぎにはご注意ください。僕も1か月の使用限度をがオーバーしてすぐにスピードダウンしてしまいました。ふれあいセンターの2階でもインターネットを利用できるパソコンがありますので、そちらを利用するのもひとつです。
遠いのでなかなかいける場所ではありません。豊富温泉に行かれた際は悔いのないようにしっかり湯治して、いい皮膚状態になってきてくださいね!