成年後見の申立て

こんにちは。大阪の司法書士小林一行です。

いよいよお盆休みですね。僕はとくに帰省するとかの予定もないので、今週もずっと事務所にて仕事の毎日です。

成年後見人の申立て書類の作成をご依頼いただき、家庭裁判所まで申立人に同行させていただきました。

申立人と面接官との間で後見の決定をするかの面接があるのですが、僕も面接室にて同席させていただくことができました。

書類を作った本人なので面接室に同席するのは当たり前のように思われるかもしれませんが、実はこの業界これが当たり前ではないのです。

司法書士は弁護士と異なり、家庭裁判所や地方裁判所に提出する書類は代理権がないからです。

そのため、自己破産の申立て後の破産者と裁判官の間での面接でも僕は同席をすることができません。

しかし、書類を作った者が説明をした方がスムーズに進むのでこの点は破産の部署でも司法書士にも同席を認めるよう運用を改めていただきたいところです。

この点成年後見人の申立てをした谷町4丁目の家庭裁判所では上記のように司法書士にも同席が認められるので、直接に書類内容の説明を面接官にできます。

面接官の方もとても感じのいい方で、後見の決定が下りるように報告書を作ってくださるとのことでホッと一安心でした。

スタンディングデスク導入しました。

IMG_0343こんにちは。最近背中が痛くて熟睡できず、悩んでたのですが、いろいろ調べてみると、猫背に原因があったようです。

そのため、背筋がぴんと伸びるように立ったまま仕事をすることにしました。

一日立っていると、お腹もすくしいい感じです。

トーマスジェファーソンやヘミングウェイもスタンディングデスクを愛用していたそうですよ。長時間座る生活は寿命を縮める要因にもなるそうです。

まだ使い始めて数日ですが、気持ち背中痛もマシになったような感じがします。あと昼ごはん食べたあとの、睡魔も立っているとあまり感じないですね。

背筋をピンと伸ばして、昼からの仕事も頑張ります!

大阪地方裁判所新館

IMG_0331こんにちは。最近バタバタしていまして、だいぶブログの更新が遅れてしまいました。

今日は大阪地方裁判所に破産の書類を持って行ってきました。

いつもは破産の書類は郵送で提出するのですが、今日はとなりの法務局に別件の用事があったので、直接提出することに。

そうすると、破産係(通称ロクミン)の場所が移転していました。

写真は新しくできた大阪地方裁判所の新館です。

まだできて数か月らしく、中に入ったら役所とは思えないキレイな内装でびっくりしました。

ちなみに最初建物の外観写真を撮ろうとしたら、守衛の人に裁判所内で写真をとっちゃダメ!と怒られてしまい、でも外からとるのはいいよという事で道路にでてから撮り直しました。なかなか規則が厳しいですね。

それでは皆様よい週末をお過ごしください。

不動産の決済立ち会いに行ってきました。

こんにちは。大阪京橋の司法書士小林一行です。

おとといの事ですが、ティップネスで新しい運動に挑戦しようと手と足を交互に動かす全身運動マシンをやってみました。

すごくいい運動になったのですが、昨日から腰が痛くて座ったり立ったりするたびに腰がガクンと抜けそうな感じになります。あんまり腰が痛くなったことはないので困ったものです。

さて、先週は不動産の決済の立ち会いの仕事がありました。

基本的に僕は債務整理や裁判をメインの業務にしているので、登記の仕事はたまにしかやっていません。そのため売主側のみや買主側のみの代理人は何度か経験あるものの、両方の代理人かつ抵当権の移転、抹消、設定があるというフルマックスの決済は今回が初めてでした。

そのため前日から緊張はマックスモード。自分の判断ミスで決済ゴー出してしまうととんでもない損害が生じることもあるので、前日はしつこいくらいスタッフと僕とで書類のチェックをしていました。

当日は、早めに行こうと11時からの決済にも関わらず、10時ちょっとすぎには銀行に着きました。

しばらくすると不動産業者の方も来られたので、しばし雑談していました。その方は「今、別の決済が終わったところで、昼からも決済があるんですよ」とおっしゃってました。3月はとくに不動産が動くので決済の立ち会いが多いみたいですね。

お客様も見えられたので、いよいよ決済。不動産業者の方も僕が何回も必要書類のチェック項目をみながらあたふたと書類チェックしているのを見て、あっ決済に慣れてない司法書士さんだと途中で気付いたみたいでした。

そのためいろいろ話題を作ってくれて買主売主様と必死に雑談してくれてました。

不動産業者さんのサポートのおかげで僕は書類のチェックに集中することができ、たどたどしいながらも無事決済を終える事ができました。

それと今回もう一つ勉強になった点があります。

もとの抵当権者は住宅金融公庫だったのですが、平成19年4月1日に独立行政法人住宅金融支援機構に権利義務が承継されているので、それに伴い抵当権も移転しています。そのため抵当権抹消の前提として抵当権の移転登記が必要になりました。

この移転登記は誰が僕の報酬を払ってくれるのかと疑問に思って(抵当権の移転は抵当権者側のみの事情であり、売主も買主も登記の当事者になるわけではないですから)ネットでいろいろ調べてみました。

すると司法書士会の方に請求すれば、あとは会が機構に請求してくれるそうです。報酬額も一律1万円と決まっているみたいですね。

登記が無事完了しているかドキドキの毎日でしたが、今日無事に完了した事がわかりホッと胸をなでおろしました。売買のように同時履行のかかっている登記は失敗が許されないので本当に不安が尽きないですね。

以上、いろいろ勉強させていただいた今回の決済でした。

大阪地方裁判所内の本屋さんに行ってきました。

こんにちは、大阪京橋の司法書士小林一行です。

昨日は、大阪法務局の北出張所に登記申請をした帰りに、破産関係でほしい本があったので大阪地方裁判所内の地下一階にある本屋さんにいってきました。

2つの役所は道路をはさんで向かい合わせにあるのでとても近いんです。

その本屋さんで求めていた本をまず購入してから、なんか他にいい本でもないかなといろんな本を見てました。

そうするとある弁護士さんと思われる方が、レジで「弁護士です。」と名乗りながら本を購入しているのに気が付きました。

なんか弁護士さんだと本を割引で買える特典でもあるのかなーと見ていたら、ちょうどいいとこころに知人の弁護士さんが本屋さんにやってきました。

そこで

僕「お久しぶりです。レジで弁護士さんが購入するとき弁護士と名乗っているんですが、なんか特典でもあるんですか?」

と質問したところ

知人弁護士「ああ、ここの本屋は弁護士だと本が5%割引で買えるんですよ。司法書士さんってそういう特典ないんですか?」

なにー初めて聞いた!とおそるおそるレジの人に司法書士でも割引になるんですかと聞いたところ

レジの人「ええ、司法書士さんでも割引になりますよ。バッジをつけてないと特にこちらからは言いませんが、本を購入済みですか?」

僕「ええ、いまさっき本を買ったところなんです。一応購入した際のレシートもあります。。」

というと

レジの人「ああ、了解です。では5%分返金しますね」

と快く返金してくれました。

あとでレジの人に聞くと、この割引制度は弁護士さんの口コミで広がっていったこの本屋さん独自のルールらしいです。

法律の本はけっこう高いので、5%割り引いていただけるのはとても助かります。

これから法律書は大阪地方裁判所で買おうと決めた一日でした。