ノシャップ岬、宗谷岬、猿払村

豊富温泉旅行の続きです。サロベツ湿原を後にして一路北へと。稚内のノシャップ岬に着きました。

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ちなみに、稚内を一通り旅行される方はお土産を買うなら、ノシャップ岬がオススメです。いろいろと僕もまわりましたが、ここが一番北海道のお菓子やら魚介類の品ぞろえが豊富だからです。

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イルカのモニュメントです。イルカが宗谷海峡を通過したという逸話に基づいていて建てられたそうです。

ノシャップ岬をあとに、さらに北へ。

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日本最北端の宗谷岬に着きました。さすが一番北の土地というだけあって観光の方がたくさんいらっしゃいました。思えば遠くまで来たもんだなーとしばし昔の事を思いだしながら瞑想にーふけること少々。。

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宗谷岬は、南側に丘がありそこを登るとラーメン屋間宮堂さんがあります。
ここの名物はホタテの塩ラーメンだそうでさっそくチョイス。
待つこと5分。来ましたホタテまるごと一匹はいった極上ラーメンが。
最北端の海をそのまま再現したような澄み切ったスープをまず一口。
ホタテ本来のもつ甘みとスープに行き渡った塩味がほどよくからみあい、口元に広がります。
絶品です。
そのまま一気に麺とスープをいただき、しばし至福の一時を満喫させていただきました。
宗谷岬に来られた際は間宮堂さんは外せませんよ。

IMG_0400 IMG_0401同じく丘の上にある、日露戦争時、世界最強と言われたバルチック艦隊を監視していた望楼です。

IMG_0403丘の上から見える宗谷岬です。

IMG_0411 日本最北端の地。これ以上北に進むと海にダイブしてしまうので、一路進路をかえて南東へ。猿払村へ向かうことにしました。途中の風景ですが、何もないので大分先の道がうっすら坂になっているのがわかります。北海道は本当に壮大です。

IMG_0410 IMG_0409猿払村に着きました。法律の勉強をした人の間では誰しもが知っている村ではないでしょうか。そうです。あの憲法の判例で有名な猿払事件のあった村です。
普段基本書で創造の膨らませていた場所だったので、着いた時は感慨深いものがありました。写真はさるふつ公園の風雪の塔です。

豊富温泉旅行記はこれで終わりです。稚内でお世話になった皆様ありがとうございました!とてもいい思い出ができて感謝感謝です。

少ない借金の自己破産

こんにちは、大阪の司法書士小林一行です。

借金の総額が70万円ほどの方の自己破産の手続きを進めていたのですが、このほど無事自己破産の開始決定が認められました。

この方は以前に他の事務所に相談したところ、借金の額が少ないので自己破産は難しいとの理由で断られたそうです。

しかし、自己破産が認められるかは借金の額だけで決まるわけではありません。もちろん支払不能が認められるかについて重要な判断要因(ファクター)になることは間違いありませんが。

破産法では、自己破産が認められるための「支払不能」について、債務者が、支払能力を欠くために、その債務のうち弁済期にあるものにつき、一般的かつ継続的に弁済することができない状態とされています(同法2条11項)

そして、この支払不能の認定においては、借金の総額や、債務者の資産の有無、その額、収入や毎月の生活費、返済額等を総合的に考慮して判断します。

なぜなら、借金がどれだけ多くても、かなりの収入がある人に自己破産を認める必要はないですし、逆に少ない借金でも収入がなければ返済しようがないからです。

実際にご相談に来られ方も現在無職で収入がなかったため、借金が70万円であったとしても返済しようがありません。そのため、このような場合は特に資産等がなければ原則自己破産は認められます。

収入が少ない場合は少しの借金でも生活費を圧迫します。そのため、積極的に自己破産の手続きを利用することで、無理のない生活を送れるようにしていただければと思います。

それでは、皆様よい週末をお過ごしください。

小規模個人再生と給与所得者等再生の比較

こんにちは、大阪の司法書士小林一行です。

最近は債務整理でご相談に来られた方で、個人再生(民事再生)を選択される方が多くなりました。元金が圧縮(原則5分の1)されるので、毎月の支払が大幅に楽となるため、どうしても自己破産は回避したいという方にはお勧めです。

個人再生には、小規模個人再生と給与所得者等再生という2つの選択肢があるのですが、どちらを選択すべきかについて、基本的には小規模個人再生を選択すべき案件が多いかと思います。

なぜなら、給与所得者等再生の場合は、可処分所得の要件が定められており、借金が元金の5分の1まで圧縮されないケースが想定されるからです。

特に独身の場合は、生活費があまりかからないような計算がされるので、可処分所得が多くなり、借金もあまり減額されない方向になりやすいです。

もっとも、例外的に給与所得者等再生を検討すべき場合もあります。それは債権者数が少ない場合です。

なぜなら、小規模個人再生の場合、債権者が一定の割合(総債権者の半数以上か、総債権額の2分の1超)で再生計画案に反対の書面回答を行うと、再生計画の不認可の決定がされるからです。

たとえば債権者数が2人とかの場合、1人が反対するとこの要件が満たされません。

これに対して債権者数が多いような場合はあまりこういう問題は生じません。なぜなら、そもそも債権者が再生計画案に反対することが少ないからです。

おそらく反対すれば民事再生が不認可となり、自己破産しか道がなくなるので、債権者から見ればより債権の回収額が減るからでしょう。

また、債権者数が多い場合は、一人くらいの反対でも計画案は通るので、あえて手間をかけてまで計画案に反対の書面を提出しないという面もあるかと思います。

それに対して、債権者数が少ない場合は、各債権者の議決に対する影響力が高まるため、積極的に反対の意思表示を示す可能性も高まります。

そのため、小規模個人再生の申立てをする前に反対の意思を債権者に確認し、一定数の同意が見込めない場合は、給与所得者等再生を検討すべき必要もでてきます。

ただし給与所得者等再生には、小規模個人再生にはない要件もあるので注意が必要です。

例えば、給料等毎月の収入額が安定していることや、過去に破産の免責決定の確定を得てから7年以上たっている事などです。

このような場合は、給与所得者等再生が認められないので、半数の決議等も得られないような場合は個人再生が難しく、自己破産や任意整理等、他の債務整理方法を検討せざるえないという事になります。

サロベツ湿原

豊富温泉旅行の続きですが、3日目にサロベツ湿原に行ってきました。北海道北部に位置する日本最北の国立公園です。

IMG_0387温泉街から車で30分ほどです。上の写真は途中の道ですが、信号もなければ建物もなく、ひたすら道がつづきます。北海道の道路を走っていると、あまりの壮大さで、小さなことで悩んでる自分が馬鹿らしく思えてきます。

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果てなき地平線を抜けて、サロベツ原生花園に着きました。

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なかへ入るとさらに道がつづきます。この道はいったいどこまで続いているのでしょうか。人生と同じようにいつかは目的の場所にたどり着けるのかもしれません。IMG_0383

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サロベツ湿原からは、利尻島の利尻山を見る事ができます。今回の旅行では礼文島のみで利尻島には行くことができなかったのですが、次回はぜひチャレンジしたいです。

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そして、海岸沿いを通ってそのまま、日本最北端の宗谷岬へと。

ちなみに、豊富温泉から、稚内や宗谷岬の方へ車で行くには真ん中を走っている国道40号線と今回使った海岸沿い(オロロンライン)があるのですが、断然オロロンラインを利用するのがオススメです。

少し移動時間は長くなりますが、広大な海を左に見ながら移動できるのでとても気持ちいいです。

次回は宗谷岬と猿払村をご紹介したいと思います。

広大な大地と空、サロベツ原野ありがとう!

都島区役所のうちわ型番号札です。

DSC_0001こんにちは、大阪京橋の司法書士小林一行です。

今日は、お客様からご依頼を受けた住民票をいただきに都島区役所に行ってきました。

事務所から徒歩10分くらいのところにあるのですが、実は僕自身都島区民のため、何度も行ったことがあるなじみの役所です。

住民票の請求をすると窓口の方がうちわを渡してくださったと思ったら実はこれ番号札だったんですね。

うちわで扇ぎつつ、順番を待つことができるというスグレモノです。区役所の粋なはからいに思わず写メをとらせいただきました。

それでは皆様よい週末をお過ごしください。