こんばんは。いよいよ3連休がスタートしましたね。
僕は、ドラマが好きで、毎クールなんかしらのドラマを見ているのですが、今回のイチオシは木村拓哉さんと柴咲コウさん共演の日曜ドラマ「安堂ロイド」です。
※これよりネタバレがありますので、ご注意ください
簡単にあらすじを述べますと、天才教授役の木村拓哉さんは、100年後の未来から来た何者かに殺されます。そして、その婚約者である柴咲コウさんも命を狙われるのですが、同じく100年後から送り込まれてきた、木村拓哉さんそっくりのアンドロイドが身を挺して柴咲さんを守るというストーリーです。
アンドロイドは、感情がないと自己主張をし、命令により柴咲さんが殺されるのを回避する事のみを行動の指針としており、その障害となる者の殺戮と破壊を許可されています。しかし、実際には人を殺した記憶でうなされたり、殺した相手を手厚く葬ったりと感情があるようにも思えます。
他にも、壊れた置時計を直そうとするアンドロイドを見て、柴咲さんが「モノにはやさしいのね?」と皮肉を言うのに対して、「人は生きているだけで、誰の役にたたなくてもかまわない。しかしモノは誰かの役にたたなければ、捨てられるだけ。その存在が認められない。」と言ったりします。
前回の最後のシーンでも、柴咲さんが(感情がないのは)「本当?」とアンドロイドに問いかけており、それでも(人が死ぬのは)「悲しいんだと思う。」と。
好きだった人と同じ顔のアンドロイドが、感情がないと主張している。でも柴咲さんは、亡くなった恋人との感情がある頃の思い出があるから、アンドロイドにも感情を示してほしい。このあたりのやり取りが見ていてとても感動を誘います。
それと、メインの挿入曲が素晴らしいです。
なんというか、テンポのよい部分と、切ないバラードの部分が、ドラマの近未来感と、亡くなった恋人を想う切なさを絶妙に体現したまま次回のお知らせへと繋いでいる感じがして秀逸です。
解き明かされていない謎も多く、これから毎週どうなっていくのかがとても楽しみな作品です。
ホームページはこちらです→安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜