こんにちは。今日から大阪も一気に寒くなりました。いよいよ本格的な冬到来ですね。
今日は消費税で小耳にはさんだ情報をご紹介したいと思います。来年4月から消費税が上がるからといって、住宅ローンを早く組むのがいいとは限らないみたいです。
それは、所得税から控除できる住宅ローン減税の枠が来年4月から増えるからというのが理由です。
もっとも、みんながみんな消費税増税後に買った方がいいというわけではないので、、事前にシュミレーションをする必要があります。
計算方式は細かいので割愛しますが、所得税や住宅ローンの額が多い方は、受ける事ができる住宅ローンの税額控除も大きくなるので、消費税増税後の購入に傾きやすくなるといえます。
もっとも、消費税は家だけではなく、引っ越し費用とかにもかかりますので、来年の4月移行に建物の引き渡しを受ける場合、単純に付随商品の部分に関しては増税になる点は注意が必要です。
上記に挙げたファクターは、客観的に試算可能ですが、これとは別にそもそも住宅ローンの金利が上がると住宅ローンの支払い総額はけっこう増えます。そのため不確定要因ですが、金利上昇は早く購入した方がいい要因となります。
ということで、一概にはいえませんが一般論としては、収入や住宅ローンの借入額が多い方は、来年の4月以降に買った方が減税になる可能性は高まるとはいえるでしょう。
この他にも、来年の4月以降は、住まい給付金という別の制度で特に収入の少ない方は恩恵を受けれる可能性があります。
このようにいつ住宅ローンを組むのがいいかは、単純に消費税の増税前後だけでは決めれない事がわかります。上記のような様々な要因を総合考慮することになりますので、住宅ローンを組まれる予定の方は、一度税理士さんにシュミレーションしていただくことをお勧めします。
PS 以下の税理士さんのページが今回の減税のポイントを要点よくまとめてくれてわかりやすかったので、よかったら参考にしてください。